2020年10月8日(木曜日)
昨日(10月7日)に、1年生で「いじめを見逃さない日」の取組を行いました。
それを受けて、今日の昼の放送で生徒会長が全校にメッセージを発信しました。
【以下、生徒会長のメッセージ】
昨日、1年生の各クラスの代表の子に集まってもらいました。
クラスや学年に「人を傷つけてしまうような言動はないか」ということについて、担任の先生や仲間と共有し、話し合いました。
その話し合いの中で、「言葉づかいが悪い」「暴言が多い」「悪口や暴言の言い合い」「場を楽しませようと誰かをいじる」という直接的な行為と、「陰口を言う」「人の物を投げたりこわしたりする」などの間接的な行為がまだまだあるという現状がわかりました。
1年生は、人権学習で「いじめの学習」をしました。また、学年集会も行ってきたということです。
きっと、みんな「いじめはいけないこと」だとわかっているはずです。
しかし、「わかってはいても、毎日の生活の中で意識が薄れ、暴言を言ってしまい、傷つけるつもりはなくても相手を傷つけてしまっている」ということを、今日の1年生の取組から感じました。
これから、1年生は改めて学年やクラスで取り組んでいってくれると思います。
1年生の取組から、2・3年生も改めて自分の言動を見つめ直していきましょう。
7月2日の大河内さんからお話を伺い、生徒会が全校に向けて発信したメッセージを各学年が受け止め、学校の中に渦が生まれています。
生徒会長が話したように、「わかってはいても・・・」「傷つけるつもりはなくても・・・」というところに「いじめゼロ」を実現する難しさがあります。
しかし、今、岐北中学校の中に生まれている渦を、これからさらに増やし、広げ、つなげていくことで、私たちがめざす学校に確実に近づいていけます。
これからも、「いじめゼロ」をめざし、生徒・職員一丸となって取り組んでいきます。
保護者の皆様、地域の皆様、ご協力のほどよろしくお願いいたします。