執行部代表　６年　古田さん

僕の目指す学校は、優しさで満ちあふれる学校です。そのために、執行部代表として、全校のみなさんに大切にしてほしいことがあります。

それは、島小の伝統「えだまめあいさつ・ふわふわ言葉・さしすせ掃除」の３つです。なぜかというと、この３つは全校の笑顔や優しさにつながるからです。そのために、全校のみなさんに強く願っていることがあります。

いじめは、あってはいけないし、いじめがあっても、そこに自ら立ち向かって「だめだよ」と呼びかけをしてほしい。

みなさんは、生徒指導たより「あのね」通信第１号を覚えていますか。書かれていた３つの目当てのうち、僕は「『だめだよ』善悪の判断を正しく行い、正義感に満ちた行動力を育てる」という部分が特に大切だと考えています。

ちょうど昨年、岐阜の中学生の人が亡くなりました。大切な命を周りの人が救うことができたかも知れません。しかし、なかなか勇気が出なくて、このような出来事が起こってしまったのです。みなさんは、友達や周りの人がいじめにあっていたら、どうしますか。友達やクラスの人がいなくなったら、どんな気持ちになりますか。ちょっとしたことでも、みんなが気にすることでよい環境になります。

もう一つ、必ず意識してほしいことがあります。それは、自分はやっていないと思っていても、人を悲しませていることがあるということです。例えば、「遊び半分でやった」「冗談のつもりだった」「嫌な顔をしていなかったから」「むかついたから」や、いじめを見ていて笑ったりするなど、どんな理由でもやられている方にとって、本当は心の中でSOSを出しています。「それって、いじめじゃないかな」と考えてみること、そして、伝えることが大切です。

特別な理由があったとしても、いじめは許してはいけません。近くの友達や担任の先生、近くの先生、それにお父さんやお母さんでもいいです。心を通わせ、優しさであふれるみなさんでいてください。ぼくも執行部代表として、全力で楽しい学校にしていきます。